モヤモヤを整理するジャーナリング法：ネガティブな感情とどう向き合うか
毎日忙しく過ごしていると、ふとした瞬間に心がモヤモヤしてしまうことがありますよね。誰かに怒りを感じたり、落ち込んだり、心がスッキリしないとき。そのモヤモヤをどう整理するかが、気持ちを軽くする鍵です。今回は、私自身が実践している「ジャーナリング法」を通じて、ネガティブな感情との向き合い方をお話ししたいと思います。
ネガティブな感情、放っておいて大丈夫？
「あぁ、今日はなんだかモヤモヤするなぁ。」と感じることって、誰にでもあります。しかし、その感情を無視して過ごしていると、気づかぬうちにストレスが溜まり、精神的にも肉体的にも負担がかかってしまいます。私はかつて、モヤモヤを放置していましたが、後からその感情が大きくなり、逆に負のスパイラルに陥ってしまいました。
モヤモヤを整理する第一歩：ジャーナリングを始める
ジャーナリングとは、自分の思いや感情を文字にして書き出す方法です。私はこれを実践し始めてから、自分の気持ちをしっかりと整理できるようになりました。最初は、どんなことを書いていいのか分からなかったけれど、次第にその効果を実感するようになったのです。
ジャーナリングの基本ルール
ジャーナリングは特別な方法論を必要としませんが、効果的に行うためにはいくつかのコツがあります。私が実践しているポイントを紹介します。
- 毎日少しでも書くこと。感情は一日一日で変わるため、毎日の記録が大切です。
- 思いついたことをすぐに書く。モヤモヤした感情を感じた瞬間に、思ったことをそのまま書き留めましょう。
- 批判せずに感情を受け入れる。書いた内容を後から否定するのではなく、ありのままの自分を受け入れることが大切です。
実際のジャーナリング例
では、実際に私がどんな風にジャーナリングをしているかをお見せしましょう。
2024年11月15日（初めての試み）
「今日は仕事でミスをして、上司に怒られてしまった。あの時、自分が何を言っていいか分からなくて、ただ謝ることしかできなかった。でも、気づいたことがある。私は、普段から自分を責めすぎているところがある。ミスは誰にでもあるし、次に生かせばいいだけだと頭では分かっているけれど、感情的になってしまう自分がいる。」
こんな感じで、まずは自分の感情をそのまま書き出します。その後に、この感情をどう整理していくかを考えます。書くことで、頭の中でモヤモヤしていたことが少しずつクリアになり、次の行動に移しやすくなります。
ジャーナリングの効果とは？
私がジャーナリングを始めて最も感じた効果は、感情の整理ができることです。書き出すことで、漠然とした不安やモヤモヤが具体的なものとなり、それにどう対処すべきかが見えてきます。また、ジャーナリングを続けるうちに、自分の感情を客観的に見る力がついてきたと感じています。
さらに、感情を文字にすることで、頭の中でぐるぐるしている考えを外に出し、心の中を軽くすることができます。これが、心のデトックスにもなります。
ジャーナリングを習慣化するためのコツ
ジャーナリングは続けることが最も重要です。しかし、最初は習慣化が難しいかもしれません。そこで、私が実践しているコツをご紹介します。
- 毎日の時間を決める。例えば、寝る前や朝起きたときなど、毎日決まった時間に書くことで習慣化が進みます。
- 無理に長く書かない。最初から長文を書く必要はありません。短い文章でも十分効果があります。
- 見返すことを恐れない。数ヶ月後に見返してみると、自分の成長を感じることができます。
ジャーナリングで心のモヤモヤを解消した実体験
実際に私がジャーナリングを続けて、心が軽くなった経験があります。ある日、職場で大きなトラブルがあり、心がズタズタになったときがありました。その日、私はただただ書きました。
2024年10月1日（トラブル後の夜）
「今日、職場でとんでもないトラブルが起きて、正直もうどうしていいか分からない。自分のせいでこんなことになったんだと思う。でも、冷静になって考えたら、このトラブルも自分一人の責任じゃない。みんなで解決しないといけない問題だ。」
その夜、書き終わった後に少し気持ちが楽になりました。次の日、冷静に問題解決に向けて動けたのです。ジャーナリングのおかげで、感情に振り回されることなく、前向きに問題に取り組むことができました。
最後に：ネガティブな感情を大切に扱うこと
ネガティブな感情は、決して悪いものではありません。それをどう扱うかが重要です。ジャーナリングを通じて、私は自分の感情に寄り添い、向き合うことができるようになりました。モヤモヤしたときには、ぜひジャーナリングを試してみてください。自分自身と向き合い、感情を整理することで、きっと心が軽くなるはずです。
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